右上の光っているのが父です(笑)

右上の光っているのが父です(笑)

 

父が亡くなってから6年。
今年は雪もほとんどなく、昨年同様すんなりと実家に戻ることができました。

 

帰る前に少しね、不思議なことがあったんです。
もうすぐ出発、とコートを羽織ろうとしたときでした。
「もういいぞ」と頭の中に声が。

 

・・・怪しい?

 

たまにあるんです。
母のほうが多いのだけれど、話しかけられている気がする。

 

甘いものを買ってきたとき、「おれにもくろ(わたしにもちょうだい)」だったり、実家から戻ってきたとき、「水くろ」だったり(何か欲しいときが多い)。

 

今回は、男の人だったなぁ。
父だと思うのだけれど・・・

 

もしかしたら、わたしのエゴから来た空耳かもしれないな、と、半信半疑まま、今年も出かけました、命日散歩。

 

父は、亡くなってからは晴れ男で(生前のことは知らないもので・・・)、節目には晴れることが多いのです。
その存在を伝えるのにお天気を使うのも多くて、四十九日で家が揺れるほどの風がひと吹きして、ああ、いってしまったのだな、と感じたのを憶えています。

 

今年も、数日前までの予報は雪マークだったのに、昨日の時点で曇り。外に出てみると、晴れ間が見えていました。

 

道の先には、かつての両親のように、スタスタ歩くおじいさんと、数歩あとをついていく奥さんの姿。
随分前にタイムスリップしたかのような光景に、歩きながら、生前の父を思い出していました。

 

そういえば、父は、わたしのやろうとすることに反対したりしなかった。
父には、ずいぶんひどいことを言った。言えた。
父の前では、頑固でわがままなひとり娘そのものだった。
・・・父本人が、ずいぶんと頑固だった。

 

父の最後の教えは、「クヨクヨするな」。
決めたなら、もう振り返らず、前を向け。

 

そんなことを思い出していたら、太陽が顔を出し、初夏を思い起こさせるような力強い光が差しました。もうわかってしまってね。父が来た、と。
行く手には、重い雲が立ち込めているのに、振り返ると、抜けるような青空で。

 

涙がこみ上げて、もう止まらなくて。膝から崩れ落ちそうになりながら、ヨタヨタとなんとか歩き続けました。・・・ほんとによかった、田舎の田んぼ道で。誰もいなくて。

 

その光ではっきりと道に映る、リュックを背負ったわたしの影は、頼りない小学生のようだった。
これが本当のわたしの姿なんだよね。

 

大黒柱だった父が亡くなり、その代わりをできるわけがないのに、わたしがするしかなくて。思い返せば、よく頑張ったよ、わたし。

 

ああ。もういいね。力抜いて。

 

 
父が伝えたかったのは、ふたつ。
「もうその場所にはいない」「いつでも守っている」。

 

事故現場に手を合わせるのは、もういいんだね。
わかった。

 

たどり着いた現場では、なぜかお線香に火がつかなくて。
祈り終わった瞬間に太陽の光が弱まった。

 

父は、今いる場所に、戻っていきました。
何かあったら、すぐに駆けつけてくれるでしょう。

そんなことにならないよう、自分の人生を幸せに生きたいと思います。

 

天使の梯子って、知っていますか?
雲の切れ間から太陽の光が漏れて、地上に差し込む光景をいうのですが、今日は、無数の梯子が地上へと降ろされていました。

 
たまたま、と言ってしまえばそれまでの出来事。
でも、あの包まれるような強く優しい光を、そうは思えないわたしがいます。



コメント一覧

mai mai  2016年2月21日 6:11 PM / 返信

えみさん。 太陽になって お父さん 見ていてくれてるんですね。
あたたかく 照らしてくれている。 お父さんにあえてよかったですね。
またまた たまらない文章でした。
想い がいっぱい。 お母さんも お父さんも ずっと繋がっているんだなぁ。。
って。
えみさんがシアワセに生きていくこと。 わたしも 願ってます。

故郷の空と風景 きれいですね。 緑が鮮やかな季節は またいいでしょうね。

あ。 嬉しいです^^  お会い出来る日が。笑。 いつの日か
読んで下さいまし。。オラクルカードで m( . . )m
更紗もぜひ 見てやってください ^^
お時間ができたら 緑の元気な季節にでもいらしてください。 
またコチラにお邪魔します ^^


    emi-w 2016年3月1日 1:12 AM / 返信

    mai maiさん、コメントありがとうございます^^
    お返事が遅くなってしまい、ごめんなさい。(たまに心身ともに引きこもります・・・(^-^;)

    うちの父、生前からわかりやすいタイプだったので、今もいちばんわかりやすい形でそばに来てくれたのかなと思っています。

    わたし、故郷の空と景色がとても好きで、それが故郷を手放せない理由なのかもしれません。
    故郷にいるときは、いつも充電しているなぁと感じています。
    だから、褒められるととても嬉しい^^

    幸せを祈ってくださる方がいること、とてもありがたく心強いです。
    わたしも、mai maiさんが、大好きな人やものに囲まれて、幸せでいらっしゃることを願います。

    では、緑がいきいきしてくる頃に。楽しみにしております。
    こちらにもまたいらしてくださいね^^♡


コメントする

サイト内検索

カテゴリー